WHAT WE DO
リグニンラボは、
木質素(リグニン)を活用する
新産業創出をリードします。
植物の細胞壁を構成する主成分の一つに「リグニン」と総称される物質があります。リグニンは陸上の植物が地上の重力や風雨に耐えるしっかりとした構造を構成して大きく成長するための要素として誕生しました。リグニンの誕生と進化により、数10メートルもの大きく高く成長した「樹木」なる巨大植物が地球上に現れたのです。そもそも、リグニンという言葉は、ラテン語で「木材」を意味するリグナムに由来しています。強くしっかりした「木」の構造を作り上げる要素であり、その和名は「木質素」といいます。木質素(リグニン)は、強固な物性を形作る要素そのものを意味しています。すなわち「木質素」の本質は、強くしっかりした構造体の構築なのです。私たちは、木質素のポテンシャルを最大限に生かした利用を推進するため「株式会社木質素研究所」を立ち上げました。愛称をLignin lab(リグニンラボ)といいます。リグニンラボは再生可能な森林資源から高機能な材料を創りだす活動をリードします。